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1212.レーザーポイント式照準器の改良
< 2005年04月20日 14:15 >
今やデジスコにとってレーザーポイント式照準器は被写体を迅速に取り込むための必須アイテムですが泣き所は明るい場所では赤い照準輝点(レーザーポイント)が見にくくなったり見えなくなってしまうことです。
この泣き所を「照準器の前側に長方形の小さな遮光プレートを貼り付ける」だけで簡単に解決しました。
たったこれだけのことで
被写体に照準を合せる前の照準輝点探しでイラツクなんてことがなくなり照準合せに専念できて被写体の取り込みが迅速にできます。
照準輝点の輝度を下げて使えるので電池寿命が長くなり、とことん電池が活用できるようになります。
遮光プレートが照準合わせの邪魔になることは全くありません。

そもそも照準輝点の視認性の低下は照準器の視野内の景色から照準器に直接入ってくる光の量が多くなって照準輝点との明度差がなくなっておきる現象です。従って、照準器の上にフードを被せるなどの対策は的外れであり効果は全く期待できません。

ちなみに照準器を蛍光灯に向けて照準輝点の輝度を下げてみてください。あるところから輝点が見えなくなります。この状態で蛍光灯の光を手でさえぎると輝点はまたちゃんと見えるようになります。
照準器の真正面からやってくる光の強さによってよって照準輝点が見えなくなっているのが理解できると思います。
明るい場所での輝点の視認性を高めるには
照準器の真正面かやってくる光をさえぎればいいわけです。もちろん全部さえぎると景色が見えなくなってしまいます。輝点の近くだけを遮ればいいのです。
遮光プレートの調整方法 ⇒ 遮光プレートの先端部に照準輝点が重なるように調整します。
照準輝点の照準合せを済ませた後、遮光プレートの曲げ角度θをいらって遮光プレートの先端位置Lを調整し、遮光プレートの先端部に照準輝点が重なるようにします。シビヤな調整は不要です。照準器を見つめる目の位置をすこし変えるだけで遮光プレートの上に輝点を重ねることができます。
乞!!ご採用

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