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1449.春日池の花 こすもす |
< 2005年11月22日 08:40 > |
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コスモスは私のイメージの中では初夏の花なのですが秋桜の漢字が当てられている通り本来の花期は秋のようです。山口百恵の歌った「こすもす」では嫁ぐ前日の母娘の情愛がコスモスが揺れる秋の情景の中で見事に表現されています。
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淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日の何気ない陽溜(ひだま)りに揺れている。この頃、涙脆(なみだもろ)くなった母が庭先でひとつ咳(せき)をする。縁側でアルバムを開いては私の幼い日の思い出を何度も同じ話くりかえす。独り言みたいに小さな声で、こんな小春日和の穏やかな日はあなたの優しさが浸みて来る。明日(あした)嫁ぐ私に苦労はしても笑い話に時が変えるよ、心配いらないと笑った。
作詞・作曲:さだまさし
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